氷川丸

■説明など
 戦前・戦後を通して活躍した日本郵船の貨客船"氷川丸"です。1930年の竣工以来、姉妹船の日枝丸、平安丸と共に、北米・シアトル航路に就航します。戦時中は病院船として南方海域で活躍し、1万トン以上の客船としては唯一戦争を生き延びました。戦後は復員輸送等に従事した後、1953年より再びシアトル航路に就航します。1960年に引退、1961年より横浜港山下公園前に係留され、現在に至っています。
 以下の写真は、最後の一枚の除き、2002年8月に撮影したものです。この時は久しぶりに時間がとれたので、乗船して内部を見学することができました。機関室や氷川丸展などは素直に楽しめましたが、中にはやや首を傾げたくなるようなものも……。なんか巨体をもてあまし気味という気がしてしまいました。  (2002/9/1作成、10/14一部修正)
■関連サイト
□氷川丸とマリンタワーのHOME PAGE
http://www.hmk.co.jp
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遊覧船上から撮影。
大桟橋より撮影。
船尾の形状などは、時代を感じさせるものがあります。
1980年代に撮影した氷川丸。煙突や船体の塗装が大きく異なります。個人的には今の塗装の方が雰囲気があって好みです。

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