蒸気船博物館における保存船舶

■説明など
 蒸気船博物館(Windermere Steamboat Centre)は、ウィンダーミア湖畔にあるボウネスの街から歩いて10分程度の所にあります。ここには、湖水地方で活躍してきた蒸気船を中心に、数多くの船舶が保存・展示されています。またこの博物館には、英国の児童文学作家であるアーサーランサムによる"ツバメ号とアマゾン号"をはじめとする一連の著作にまつわる資料や船舶が数多く集められています。私などは子供の時からの大ファンであったため、狂喜乱舞しながら見学してまわった記憶があります。
 枚数の関係上、以下ではランサム関連の船に絞って写真を掲載しています。上記作品群を知らない方は訳がわからないかと思いますが、ご了承下さい。  (2002/8/18)
■関連サイト
□Windermere Steamboat Centre
http://www.steamboat.co.uk
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アマゾン号のモデルとなった"Mavis"です。背景などもそれらしくなっています。マストの前に座るのは小さな子供でも難しそうに見えました。
レストア中の1990年に、Mrs. Brigit Sandersにより"Amazon"と改名されました。
スカラブ号のモデルとなった"Coch-Y-Bonddhu"です。手前にある椅子の前にはビデオがあり、過去に映像化された作品が上映されていました。
フリント船長の屋形船のモデルである"Esperance"です。船首の大砲は見学者の要望で後で設置したとのことでした。ちなみに渡り板もしっかりありました。
1869年竣工ですから、130年以上も前の船と言うことになります。蒸気機関は既に失われています。
館員の方にお願いして"Esperance"の船内に入らせてもらいました。船室内は"ツバメ号とアマゾン号"における宴会の情景が忠実に再現されており、テーブルの上には帆船を描いたケーキやら黒丸などがセットされていました。写真はポリーの鳥かごと象の旗です。

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