雲鷹丸(東京)

■説明など
 農商務省水産講習所(東京水産大学の前身)にて漁業練習船として用いられたバーク型帆船"雲鷹丸"(総トン数:442トン)です。1909年に日本初のアメリカ式鋼製捕鯨船として竣工後、蟹工船事業の開発等で活躍しました。1929年に後身に任を引き継いだ後は係留練習船として用いられました。戦後は整備・管理が不十分なまま放置されていましたが、1962(1961?)年に喫水線上部のみ東京水産大学の一角に移設され、設備の復元・補修等が成されて現在に至っています。
 以下の写真は、2003年2月に撮影したものです。大学構内の端の方で公開されているのですが、船内に入れる仕組みにはなっておらず少々残念でした。同じく構内にある水産資料館に行けば関連の展示があるようなのですが、こちらは入館時間に間に合わず入れませんでした。
(2003/3/2)
■関連サイト
□東京水産大学
http://www.tokyo-u-fish.ac.jp
http://www.tokyo-u-fish.ac.jp/Japanese/Attached-Institues/museum/15.unyo
戻る
船首方向より見た"雲鷹丸"。周りは樹木に囲まれているので、
結構写しづらいものがありました。
背景に見えるのは天王洲アイルのビル群です。
船尾方向より撮影。ライトアップ設備などが見えます。
確かに船体はウォーターラインシリーズ状態のようです。

戻る