びっぐあーす

■説明など
 五島産業汽船がUSJ航路に投入している"びっぐあーす"(総トン数:293トン、旅客定員:300名)です。元は徳島高速船の"ねぷちゅーん"で、1995年に竣工しています。ジェットライン(関西汽船・加藤汽船)より航路の継承を受ける形で、2000年10月から大阪天保山~神戸中突堤~坂手~高松航路に就航しており、2001年3月からUSJ寄港を開始、また同型の"びっぐあーす2号"(総トン数:296トン、旅客定員:300名、1993年竣工、元"びーなす")を投入して2往復から5往復に増便しました。その後、USJ寄港日の削減(現在は土日祝日のみ)や"びっぐあーす2号"の撤退(長崎~上五島航路への配転)等の縮小を経て、現在に至っています。
 結果として五島産業汽船の"びっぐあーす"のみが神戸経由のUSJ航路として生き残っているわけですが、これはやはりUSJ入園客の輸送を主目的にしていないことが大きいのではないかと思います。
 以下の写真は、神戸港中突堤付近にて撮影したものです。出勤時に中突堤に寄り道した場合などによく"びっぐあーす"の姿を見かけるため結構なじみがあります(但し「姿を見た」=「寝坊をした」ということですが…)。一度だけ中突堤から天保山まで乗船したことがありますが、乗り心地は予想以上に快適でした。今後とも頑張って欲しい所です。
(2003/4/20)
 写真を1枚追加しました。なお、"びっぐあーす"もいつの間にかユニバーサルシティーポートへ寄港しなくなっていました。2003/10/1のダイヤ改訂からでしょうか。これでとうとう神戸経由のUSJ航路は潰えてしまいました。
(2003/12/30、2004/5/16)
■関連サイト
□五島産業汽船
http://www.goto-sangyo.co.jp/
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神戸港中突堤における"びっぐあーす"。2001/2/4撮影。この頃は地球の絵や船体横の大きな船名などは入っていませんでした。窓の部分の青いラインは新幹線のイメージでしょうか。速いから?
2002/6/2撮影。上の写真とほぼ同じアングルです。慣れの問題かもしれませんが、こちらの塗装の方がアクセントがあってよいような気がします。
神戸港に入港中の"びっぐあーす2号"。2002/8/22撮影。いつの間にか神戸港では見ることが出来なくなってしまいました。
神戸港に入港中の"びっぐあーす"。神戸港は航路の途中である為か、接岸から離岸までがあっという間です。進入速度も心なしか速いように感じられます。(2003/12撮影)

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