クィーンぼうぜ

■説明など
 坊勢汽船がUSJ航路に投入していた"クィーンぼうぜ"(総トン数:173トン、乗客定員:400名、就航:1997年)です。元々坊勢汽船の所有船(運輸施設整備事業団との共有)で、2001年3月末から神戸中突堤~USJ間航路に就航しました。当初は6往復でしたが、客足は思わしくなかったようで5月16日より4往復に減便、そして6月13日を最後に航路を廃止しています。現在は、姫路~坊勢島間の航路に就航しています。
 神戸を経由するUSJ航路の船としては最も短命でした。逆に言えば見切りをつけるのが早かったと言うことで、経営判断としては正しかったのでしょう。資料などを見ると姉妹船(?)の"プリンセスぼうぜ"もUSJ航路に就航したようなのですが、残念ながら私自身は見る機会がありませんでした。
 以下の写真は、2001年5月および6月に神戸港にて撮影したものです。他のUSJ航路の船と異なり甲板に出られる点が、個人的にはポイント高いです。
(2003/4/20)
■関連サイト
(坊勢汽船の公式サイトは見つかりませんでした)
戻る
2001/6/2 神戸港にて撮影。この頃の中突堤は、USJ航路の船と遊覧船とで大賑わいでした。
神戸大橋をくぐってUSJに向かう"クィーンぼうぜ"。今にして思えば、定期航路でポートアイランドの北側を回っていく船は珍しいのではないかと。2001/5/27撮影。

戻る