スピード

■説明など
 神戸観光汽船系のエピアンクルーズが運航していた"スピード"(総トン数:162トン、乗客定員:174名)"です。前身は1989年に就航したコーストウェイズの"ベイドリーム"です。エピアンクルーズによる取得時期は不明ですが、2001年3月末より神戸中突堤~USJ間航路に就航しました。しかし経営状況は芳しくなかったようで、5月21日より6往復から4往復に減便、6月26日に運休届が提出され、最後は船を放置して会社幹部が逃げるというとんでもない結末に至っています。"スピード"のその後については把握できていません。
 上記の通り、実際にUSJ航路に就航していたのは3ヶ月にも満たないという短命であったこともあり、分からないことが多いです(単に詳しく調べていないだけですが)。国土交通省の航路許認可資料を見ると、使用船舶は"シーコム1"となっており、就航後に入手したパンフレットにもウェーブピアザー型の高速船の写真が載っていたことから、当初は別の船を投入する予定であったようです。
 以下の写真は、2001年6月に神戸港にて撮影したものです。この時は、運休とかいう気配は感じられなかったです。
(2003/4/20)
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2001/6/2 神戸港にて撮影。USJ航路の船では一番目立っていたように思います。
別の高速船より窓越しに撮影。

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