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ビクトリア(スペイン) |
復元帆船"ビクトリア"(排水量:170トン)です。オリジナルの"ビクトリア"は、マゼランおよびセバスチャン・エルカノの指揮の下、初めて世界一周航海(1519~1522年)を行ったことで知られています。本船は1992年のセビリア万博(スペイン)に際して復元製作され、万博後は長らく繋留されていました。このたび愛知万博におけるスペイン展示の一環として西回り世界一周航海が企画され、2004年10月にセビリアを出港、現在(2005/5)は東京港10号地東埠頭にて公開展示がなされており、今後は名古屋、大阪の各港でも公開される予定です。
■プログラム - ビクトリア号の航海
http://www.expoaichi2005.com/jp/html/02programa/0215_Nao.jsp
国際展示場近くの岸壁に停泊中の"ビクトリア"。
この写真では閑散としているように見えますが、展示場でのイベント参加者が流れて
くるのか、意外と見学客が多く、ただでさえ狭い船上がさらに狭く感じられました。
(2005/5/20撮影)
いわゆるキャラック船です。スペイン船のため、展示にはナオと書かれていました。
特徴的な船首のスプリットスルやミズンマストのラティーンセールが確認できます。
神戸で保存されている"サンタマリア"もキャラックですが、"ビクトリア"の方が水面にある分、それらしく見えます。
(2005/5/20撮影)
船尾楼は相当大きくなっています。
(2005/5/20撮影)
船尾楼にある船室の様子。それらしい雰囲気に展示がなされていました。
(2005/5/20撮影)