■使用期間 |
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1995/3〜 |
■購入動機 |
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当時(1995年の初め頃)はPentium搭載機が続々と登場し始めていた頃でした。手元のPCが十分使えるにもかかわらず、「ここで最新のPCに更新しておけば、その分PC-9801Eの時のように長く使えるであろう」などと心の中で色々と理由をつけて、Pentium搭載機購入に踏み切ってしまいました。 機種選定に際しては、過去の各種資産に縛られる形で、またしても98互換機に対象を絞り、Pentium搭載機の中で最も安価であったPC-586RV2を選択しました。 |
■使用感 |
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PC-586RV2は、CPUがPentium 60MHz、メモリが3.6MB、HDDはオプションといった仕様でした。この本体にHDD(内蔵1GB)やメモリ等を追加した状態で使い始めましたが、DOSやWindows
3.1といった環境下では至極快適に動作しました。この頃ようやくインターネット(ちょうどNetscapeが出始めの頃。まだMosaicが主流だったような。)環境を整備しましたが、こちらも特に支障なく利用できました。
但し、当初の環境で利用できたのは短期間であり、その後はOSの変化やソフトウェア側の要求仕様向上等に伴い、ひたすら増設や部品交換を繰り返すことになります。メモリは当初+8MBから始めたのが、+32MB,
+64MBと順次増設、CPUについても、変換下駄を併用しつつ、Pentium
166MHz→Winchip2 240MHz→K6-2 333MHzと換装していきました。これらの対策により1998年あたりまでは何とかまともに使えていましたが、その後は次第に頻繁にハングするようになり、メインのPCとして用いることが困難となってきました。そのため、1999年の秋頃、Athlonの登場を機にとうとう新PCを購入し、前線より退きました。 |
■終末 |
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Athlon搭載PC購入後は、電源を投入する機会も次第に少なくなっていきました。メインのPCに性能のよい98エミュレータを導入したことも、その傾向に拍車をかけました。しかし捨ててしまうには惜しいこともあり、現在は、PowerLeapのCバス用CPUボード(Renaissance/98)を導入し、AT互換機として現在も運用中です。 |
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(2003/1/12) |