大雑記帳 | |
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残念ながら |
■はじめに
以下では、期待を持って購入したにもかかわらず、今ひとつ楽しめず、結果として手放した本について(後で間違って再購入しないように)メモを残しています。あくまで以下のメモは主観的なものですので、興味を持たれた方はamazonのリンクを辿ってもう少し詳しく確認して見て下さい。大抵は好意的なコメントが掲載されています。
■赤城毅「虹のつばさ」
大戦間のバルト海を舞台に、水上機と少年少女が活躍する冒険小説です。少し前に購入した同じ作者の「紳士遊戯」が結構楽しめたのと、設定がツボだったので、これは面白いだろうと思って購入しました。ただ、残念ながらリアリティ不足が最後まで気になってしまい、結果として楽しめませんでした。本来は細かいことを気にしないで読むべき類の本だったのでしょうが、この設定でこの内容はもったいないのではないかと思いました。
(2003/11/30)
amazon.co.jp:
虹のつばさ講談社ノベルス
■ポール・ギャリコ「われらが英雄スクラッフィ」
ギャリコの作品は過去にも何冊か読んでいて好みであったこと、また店頭で見かけた際に作品名が全然記憶になかった為、興味をそそられて思わず購入したものです。お話自体は、第二次世界大戦中のジブラルタルに生息していた猿達を巡って、英独間での繰り広げられる巡るドタバタ劇で、細かいことを気にしなければ面白く読むことができます。ただ私の場合、話の中心であるところのボス猿スクラッフィがどうにも気に入らなく、それが災いして今ひとつ楽しめませんでした。
(2003/11/30)
amazon.co.jp:
われらが英雄スクラッフィ創元推理文庫